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2012.09.04
中国・成都観光 大学生がマップ 名古屋学芸大 学生・卒業生ら 現地学生と協力、製作
日進市の名古屋学芸大デザイン学科の学生や卒業生らが、中国・成都の日本人向け観光マップを作った。現地の四川大の学生と協力し、日本ではややなじみの薄い成都の観光スポットを学生の視点で楽しく紹介している。5000部作り、旅行代理店などを通じて希望者に無料で配る予定だ。(坪井千隼)
成都は急速な経済成長を続ける中国内陸部四川省の省都。人口が1000万人を超える大都市で、三国志の舞台としても知られる。
マップを作ったのは同学科の小谷恭二教授の教え子ら9人。以前から四川大を訪れていた小谷教授が「成都には日本人向けの観光マップがほとんどない。作ってみては」と勧めたのがきっかけだ。
学生らは昨年8月に成都を訪れ、四川大の学生と一緒に観光マップ製作のための取材をした。グループに分かれて観光名所や歴史スポットを回り、写真を撮影。帰国後も四川大生と連絡を取り合うなどして、日本語と中国語の原稿をまとめた。地図やレイアウトも学生がデザインした。
成都の中心部にある「天府広場」や1番の繁華街「春熙路(チュンシールー)」、三国志の英雄を祭った「武候祠(ぶこうし)」など12カ所の観光スポットを紹介。お勧めの飲食店やアクセサリー店なども載せ、若い観光客が楽しめるよう工夫した。
製作に携わったデザイン学科4年田上菜海さん(21)は「成都は思っていたより治安が良く、魅力にあふれていた。マップには女性の視点、学生の視点を盛り込んだ」と話した。
小谷教授は「日本の若者がアジアで活躍する時代。学生にとっていい経験になった」と意義を語る。配布を希望する旅行会社や個人などを募っている。(問)名古屋学芸大デザイン学科=電0561(75)2955
(2012年9月4日 中日新聞朝刊なごや東版より)
成都は急速な経済成長を続ける中国内陸部四川省の省都。人口が1000万人を超える大都市で、三国志の舞台としても知られる。
マップを作ったのは同学科の小谷恭二教授の教え子ら9人。以前から四川大を訪れていた小谷教授が「成都には日本人向けの観光マップがほとんどない。作ってみては」と勧めたのがきっかけだ。
学生らは昨年8月に成都を訪れ、四川大の学生と一緒に観光マップ製作のための取材をした。グループに分かれて観光名所や歴史スポットを回り、写真を撮影。帰国後も四川大生と連絡を取り合うなどして、日本語と中国語の原稿をまとめた。地図やレイアウトも学生がデザインした。
成都の中心部にある「天府広場」や1番の繁華街「春熙路(チュンシールー)」、三国志の英雄を祭った「武候祠(ぶこうし)」など12カ所の観光スポットを紹介。お勧めの飲食店やアクセサリー店なども載せ、若い観光客が楽しめるよう工夫した。
製作に携わったデザイン学科4年田上菜海さん(21)は「成都は思っていたより治安が良く、魅力にあふれていた。マップには女性の視点、学生の視点を盛り込んだ」と話した。
小谷教授は「日本の若者がアジアで活躍する時代。学生にとっていい経験になった」と意義を語る。配布を希望する旅行会社や個人などを募っている。(問)名古屋学芸大デザイン学科=電0561(75)2955
(2012年9月4日 中日新聞朝刊なごや東版より)