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2012.03.09
吉川助教ら2人が受賞 名大「赤崎賞」
名古屋大(名古屋市千種区)の優秀な若手研究者に贈られる「第2回赤崎賞」の受賞者が理学研究科助教の吉川浩史さん(36)と工学研究科講師の樫田啓さん(32)に決まった。表彰式が8日、大学内の豊田講堂で開かれた。
赤崎賞は、青色発光ダイオード(LED)の発明で知られる赤崎勇名大特別教授にちなんで創設。名大で活動する35歳以下の研究者、大学院生、学部生を対象に、毎年度最大2件が賞を受ける。費用は赤崎特別教授が受賞した京都賞の賞金で賄われている。
吉川さんは容量が大きいうえに急速充電が可能な次世代型高性能電池を開発。樫田さんは遺伝子情報を早く容易に検出できる器具の開発研究が評価された。
式には浜口道成学長や赤崎特別教授らが出席した。浜口学長が「未来の赤崎を目指してほしい」とあいさつ。その後、赤崎特別教授が2人に表彰状と副賞の50万円の目録を手渡した。吉川さんは「電池でエネルギー問題の解決に貢献したい」、樫田さんは「赤崎賞の名に恥じぬよう精進したい」と述べた。
(2012年3月9日 中日新聞朝刊県内版より)
赤崎賞は、青色発光ダイオード(LED)の発明で知られる赤崎勇名大特別教授にちなんで創設。名大で活動する35歳以下の研究者、大学院生、学部生を対象に、毎年度最大2件が賞を受ける。費用は赤崎特別教授が受賞した京都賞の賞金で賄われている。
吉川さんは容量が大きいうえに急速充電が可能な次世代型高性能電池を開発。樫田さんは遺伝子情報を早く容易に検出できる器具の開発研究が評価された。
式には浜口道成学長や赤崎特別教授らが出席した。浜口学長が「未来の赤崎を目指してほしい」とあいさつ。その後、赤崎特別教授が2人に表彰状と副賞の50万円の目録を手渡した。吉川さんは「電池でエネルギー問題の解決に貢献したい」、樫田さんは「赤崎賞の名に恥じぬよう精進したい」と述べた。
(2012年3月9日 中日新聞朝刊県内版より)