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2012.02.29
追悼と復興の光を 震災1年の来月11日「キャンドルナイト」 県内の大学生ら企画
■名古屋と陸前高田で開催 ボランティアを募集
東日本大震災から1年の3月11日夜、県内の学生らが名古屋市と岩手県陸前高田市で、追悼の灯をともす「Candle Night Nippon」を企画している。津波に耐えた陸前高田市の「奇跡の一本松」を明かりで描く予定で、当日のボランティアを募っている。 (境田未緒)
10大学の50人ほどがメンバー。一部は昨年12月11日、名古屋市のテレビ塔周辺で実施した「Candle Night Nagoya」に参加した。その後、陸前高田市でボランティアした際、「学生さんが遠くから来てくれるのがうれしい」と言われたことなどで、両市での開催を決めた。
名古屋市中区の名古屋ボストン美術館正面階段と陸前高田市の米崎小学校庭で、同市の死者と行方不明者の数を合わせた1852本のろうそくを、それぞれともす。
名古屋会場のテーマは「発信」、陸前高田会場は「追悼」。副実行委員長で名古屋外国語大2年の古川貴大さん(20)は「忘れないという思いを伝えたい」と語る。「Nagoya」で、参加者がメッセージを書いてろうそくを覆った紙の一部も米崎小で使う。
陸前高田へは9日夜、バスで出発。11日に会場を片付けた後、帰路につく。定員40人。参加費はバス代や食費などを含め1万5000円。
米崎小の児童と会場準備をしながら、ろうそくを手作りする計画もある。
実行委員長で南山大2年の羽田祐真さん(19)は「現地の方にも共感、協力いただいており、静かに追悼したい」と話す。実行委では、手作りろうそくの費用など資金面での協力も求めている。
協力金は、ゆうちょ銀行の店名208、普通預金0800826「Candle Night Nippon実行委員会」。振込手数料がかかる。参加申し込み、問い合わせは坪井琢磨さん=電080(1601)7408=へ。
(2012年2月29日 中日新聞朝刊愛知総合版より)
東日本大震災から1年の3月11日夜、県内の学生らが名古屋市と岩手県陸前高田市で、追悼の灯をともす「Candle Night Nippon」を企画している。津波に耐えた陸前高田市の「奇跡の一本松」を明かりで描く予定で、当日のボランティアを募っている。 (境田未緒)
10大学の50人ほどがメンバー。一部は昨年12月11日、名古屋市のテレビ塔周辺で実施した「Candle Night Nagoya」に参加した。その後、陸前高田市でボランティアした際、「学生さんが遠くから来てくれるのがうれしい」と言われたことなどで、両市での開催を決めた。
名古屋市中区の名古屋ボストン美術館正面階段と陸前高田市の米崎小学校庭で、同市の死者と行方不明者の数を合わせた1852本のろうそくを、それぞれともす。
名古屋会場のテーマは「発信」、陸前高田会場は「追悼」。副実行委員長で名古屋外国語大2年の古川貴大さん(20)は「忘れないという思いを伝えたい」と語る。「Nagoya」で、参加者がメッセージを書いてろうそくを覆った紙の一部も米崎小で使う。
陸前高田へは9日夜、バスで出発。11日に会場を片付けた後、帰路につく。定員40人。参加費はバス代や食費などを含め1万5000円。
米崎小の児童と会場準備をしながら、ろうそくを手作りする計画もある。
実行委員長で南山大2年の羽田祐真さん(19)は「現地の方にも共感、協力いただいており、静かに追悼したい」と話す。実行委では、手作りろうそくの費用など資金面での協力も求めている。
協力金は、ゆうちょ銀行の店名208、普通預金0800826「Candle Night Nippon実行委員会」。振込手数料がかかる。参加申し込み、問い合わせは坪井琢磨さん=電080(1601)7408=へ。
(2012年2月29日 中日新聞朝刊愛知総合版より)