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中日新聞掲載の大学記事

2012.02.17

瑞穂、不審者遭遇の児童 2割自衛行動とらず 朝日大生がアンケート

 瑞穂市の小学生の7人に1人が不審者と遭遇した経験があり、そのうち2割は逃げたり防犯ブザーを鳴らしたりする自衛行動をとっていなかったことが、朝日大(同市)の防犯ボランティア「めぐる」のアンケートで明らかになった。

 市教委の協力を得て昨年2月、市内の7小学校の児童3000人余に、身の回りの危険に関するアンケートを実施。不審者と出会った経験があると答えた児童は、14%に当たる419人に上った。

 全体の8割が防犯ブザーや防犯ホイッスルを持っていたが、不審者と遭遇した際に有効に使えたケースは5%強にとどまり、85人は「何もしなかった」と答えた。

 法学部2年の加田実由貴代表(20)は「子どもたちは防犯グッズを持っていても使い方を知らない」と分析。今後は親しみやすいデザインや機能を持った防犯ブザーを企業と開発したり、実践的な防犯教室を開催していくという。(多園尚樹)

(2012年2月17日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
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