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中日新聞掲載の大学記事

2011.08.16

南山大生ら「夢」を語る 中国で研修中 丹羽大使と交流

 【西寧(中国青海省)=渡部圭】中国西部の青海省を視察中の丹羽宇一郎駐中国大使は15日、省都・西寧市の青海民族大学外国語学院を訪れ、語学研修をしている南山大総合政策学部の学生や日本語を学ぶ中国人学生と意見を交わした。

 同学部の第2外国語で中国語を選択する2年生11人は8月の約1カ月間、語学を学びながら中国人学生らと交流を深めている。丹羽大使は西寧での生活の様子や中国語を学ぶ動機などを聞いた。

 水野彩香さん(20)は「西寧の人たちはみんな親切。でも平気でごみを投げ捨てるのが気になる」。服部昭秀さん(20)は「世界で注目される中国の言葉を身に付けたい。西寧では多民族が仲良く暮らしている」と話した。

 外国語学院では200人が日本語を学ぶ。チベット族の男子生徒は「チベットと日本の文化は似ている。将来は日本語教師になりたい」と夢を語った。

 学生たちは「世界で一つだけの花」を両国語で合唱。丹羽大使は「隣り合う両国は離れたくても離れられず仲良くやるしかない。そのために若者同士の交流が大事」と述べた。

(2011年8月16日 中日新聞朝刊県内版より)
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