進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2011.08.01

絵や字に子の心表れる 中京大でアートセラピー講習会 高橋医師が講演

 絵や造形などを使った心理療法「アートセラピー」を学ぶ講習会が31日、昭和区八事の中京大名古屋キャンパスであった。

 県内の養護教員ら20人でつくる「アートセラピー研究会」(会長・加藤孝正中部大教授)が主催。児童専門の精神科医として、障害のある子どもを見続けてきた高橋脩・豊田市こども発達センター長が講演し、市民ら40人が聴き入った。

 高橋センター長は、実例を基に「子どもを取り巻く現状や精神状態が絵や文字に表れる」とアートセラピーについて解説。「子どもにとって毎日は未知との遭遇の連続。何を考えているのかを常に考えてあげてほしい」と呼び掛けた。

 講演の後に体験会もあり、親子ら20人が、描かれた樹の絵から性格などを読み取る手法「樹木画」などを学んだ。(植木創太)

(2011年8月1日 中日新聞朝刊市民版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ