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中日新聞掲載の大学記事

2011.07.10

岐阜女子大生らが一之宮の魅力発掘 古道や神社、宮川の源流調査

■「雄大な景色に驚き」 映像ウェブ発信へ

 高山市一之宮町の魅力発掘に取り組んでいる岐阜女子大(岐阜市)の学生らが9日、同町内で、本年度の現地調査を始めた。位山古道や飛騨一宮水無神社、宮川の源流を調査し、昨年度からの調査結果や映像などを交えてウェブ発信する予定。 (山下洋史)

 同大と宮小、宮中学校が教育実践協力校にあることから、文化創造学部で地域活性化を研究する3年生や院生、OG計8人が活動。昨年度は臥龍(がりゅう)桜(国天然記念物)やモンデウス飛騨位山スノーパークなどを調査した。

 9日は3班に分かれて調査。宮川の源流調査班は、樹齢2000年の「大イチイの木」(市天然記念物)周辺で活動し、原生林の様子や宮川の流れの変化をカメラやビデオに収めた。3年多田佑衣さん(20)は「山奥にこんな雄大な景色があるとは驚き。川の流れが分かるような映像に仕上げたい」と抱負を語った。

 ウェブ映像は既に一部を公開している。問い合わせは、高山市一之宮支所=電0577(53)2211=へ。

(2011年7月10日 中日新聞朝刊飛騨版より)
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