HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2011.07.07
国際理解 外務省職員招き大学生ら深める
■名古屋 7大学がセミナー企画
東海地方の学生に外務省や国際機関の仕事を紹介するセミナーが6日、名古屋市昭和区の南山大であった。地元7大学の企画で、学生ら200人が受講した。
外務省大臣官房総務課危機管理調整室長の麻妻信一さんが「東日本大震災と日本外交・国際社会」と題して講演。海外から医療支援を受け入れるのに、医師免許の適用など制度面での調整が欠かせない苦労に触れ「一国で起きた事象がたちまち世界的な問題となる時代。グローバルな世界に生きているという自覚を持ってほしい」と語り掛けた。
国際機関の仕事やアジア外交などをテーマにした分科会もあった。
参加した南山大大学院の林大地さん(23)は「外務省というと遠い存在に感じていたが、震災対応などで懸命に働く姿を知り、親近感が湧いた。自分にできることはないか考えたい」と話した。(帯田祥尚)
(2011年7月7日 中日新聞朝刊愛知総合版より)
東海地方の学生に外務省や国際機関の仕事を紹介するセミナーが6日、名古屋市昭和区の南山大であった。地元7大学の企画で、学生ら200人が受講した。
外務省大臣官房総務課危機管理調整室長の麻妻信一さんが「東日本大震災と日本外交・国際社会」と題して講演。海外から医療支援を受け入れるのに、医師免許の適用など制度面での調整が欠かせない苦労に触れ「一国で起きた事象がたちまち世界的な問題となる時代。グローバルな世界に生きているという自覚を持ってほしい」と語り掛けた。
国際機関の仕事やアジア外交などをテーマにした分科会もあった。
参加した南山大大学院の林大地さん(23)は「外務省というと遠い存在に感じていたが、震災対応などで懸命に働く姿を知り、親近感が湧いた。自分にできることはないか考えたい」と話した。(帯田祥尚)
(2011年7月7日 中日新聞朝刊愛知総合版より)