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大学野球  2025.04.16

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大学野球 愛知春季L 中京大 勝ち点2

先発し8回途中3失点で今季3勝目を挙げた中京大の伊藤

先発し8回途中3失点で今季3勝目を挙げた中京大の伊藤

 春季リーグの1部は15日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で3回戦1試合があり、中京大が4-3で名城大に勝って2勝1敗とし、勝ち点を2に伸ばした。中京大は伊藤が八回途中3失点で今季3勝目。打線は一回に川瀬の適時二塁打などで3点を奪い、主導権を握った。

■中京大・伊藤 変化球さえる

 中2日のマウンドで再び相手打線に立ちふさがった。中京大の伊藤は八回途中まで122球を投げて3失点。「1回戦で相手の傾向をつかめていた。探りながらだったが、変化球の割合を多くした」。3勝目を挙げ、最多勝争いで単独トップに躍り出た。

 序盤からテンポの良い投球を披露。二回に連打を浴びて1死一、二塁のピンチを背負ったが、スライダーで狙い通り併殺に打ち取った。八回に2点を奪われたものの「コントロール良く、自分らしい投球ができた」と胸を張った。

 愛知・至学館高出身の2年生。高校時代はプロからも注目を集める存在だったが、3年夏の愛知大会直前に死球を受けて右肘を骨折。故障が尾を引き、大学1年時にはリーグ戦での登板はなかった。

 プロ注目のエース高木の主将就任に伴い、背番号18を受け継いだ右腕。「責任を感じている。みんなの代表として投げられれば」。今季は3戦3勝。番号に恥じない投球を続けていく。(郷司駿成)

 =中日新聞社後援

▽パロマ瑞穂(中京大2勝1敗)
名城大 001000020|3
中京大 30001000x|4
(城)永田獅、藤井、伊藤達、天野-谷、前田
(京)伊藤、磯部-森瀬

(2025年4月16日 中日新聞朝刊17面より)
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