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中日新聞掲載の大学記事

2011.05.25

飛騨で東日本大震災写真展 神岡で永尾さん

■流された街、炊き出し 被災地の実情伝える

 東日本大震災の被災地でボランティア活動をした飛騨市神岡町出身の日本福祉大3年永尾真樹さん(21)が、現地で撮影した写真20点を同町の「無料休憩所 まちの縁側」で展示している。

 永尾さんは、東京都内の公益財団法人の活動で、4月中旬〜下旬に福島県新地町と仙台市で炊き出しに参加。同下旬から今月上旬までは同大のチームの一員として宮城県石巻、名取両市でがれきや土砂の片付けなどに携わった。

 地元の人たちにも現地の様子を知ってもらおうと、「がんばろう日本 東北の今」と題した写真展を開催。津波で建物や車が押し流された街並みや、炊き出しや寄せ書きをするボランティアの姿を伝えている。

 永尾さんは「自分のできることだけを一生懸命やった。できれば今後も何らかの形で行きたい」と話している。写真展は6月末ごろまで。(平野誠也)

(2011年5月25日 中日新聞朝刊飛騨版より)
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