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2010.12.20
学生の目で地域再発見 高山・一之宮町 岐阜女子大生と住民交流
■神社への思いなど意見交わす
高山市一之宮町の魅力発見に取り組む岐阜女子大(岐阜市)の学生と住民の交流会が19日、同市一之宮町の飛騨位山文化交流館であり、地域の文化について意見を交わした。(白山泉)
高山市が本年度から9つの旧町村単位の支所地域で始めた「地域再発見事業」の一環。一之宮町(旧宮村)では、宮小学校で岐阜女子大生が教育実習をしている縁で、同大文化創造学部に調査を委託した。これまで観光専修の学生9人が歴史などの聞き取り調査をしてきた。
交流会は第1回のワークショップとして開き、住民約70人が参加。飛騨一宮水無神社について学生が「住民の方はどのような気持ちで支えているのか」と質問すると、住民は「宮村の村民すべて氏子。子どものころから神社中心に生活しており、誇りでもある」などと答えていた。
同学部の森瀬一幸教授は「外部の人の視点を取り入れながら地元の大事なことを守っていくことがこれから必要になる」と話している。今後、商品開発や文化の保存に取り組んでいく。
(2010年12月20日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)
高山市一之宮町の魅力発見に取り組む岐阜女子大(岐阜市)の学生と住民の交流会が19日、同市一之宮町の飛騨位山文化交流館であり、地域の文化について意見を交わした。(白山泉)
高山市が本年度から9つの旧町村単位の支所地域で始めた「地域再発見事業」の一環。一之宮町(旧宮村)では、宮小学校で岐阜女子大生が教育実習をしている縁で、同大文化創造学部に調査を委託した。これまで観光専修の学生9人が歴史などの聞き取り調査をしてきた。
交流会は第1回のワークショップとして開き、住民約70人が参加。飛騨一宮水無神社について学生が「住民の方はどのような気持ちで支えているのか」と質問すると、住民は「宮村の村民すべて氏子。子どものころから神社中心に生活しており、誇りでもある」などと答えていた。
同学部の森瀬一幸教授は「外部の人の視点を取り入れながら地元の大事なことを守っていくことがこれから必要になる」と話している。今後、商品開発や文化の保存に取り組んでいく。
(2010年12月20日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)