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お知らせ 2026.06.23
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国内初の子宮移植 藤田医科大が検討 部会初会合 臨床研究申請へ

子宮移植は、生まれつき子宮がない「ロキタンスキー症候群」の患者や、がんなどで子宮を失った女性にも出産の道を開くと期待される一方、出産のために健康な提供者から子宮を摘出することへの倫理的な課題を指摘する声もある。木須教授は「この技術によって恩恵を受ける患者さんが絶対にいる。安全性、有効性を確認しながら研究を進めたい」と語った。
子宮移植は、あらかじめ患者の卵子を採取し、体外受精させた受精卵を凍結保存する。第三者からの子宮の移植を受けた後、受精卵を子宮に入れ、妊娠、出産を試みる。帝王切開で出産し、その後、2人目以降の子どもを望まなければ子宮を摘出する。
臓器移植法では、子宮移植は対象外のため、脳死した女性からの提供は認められておらず、子宮の提供者は移植を受ける女性の母親など親族を想定する。
病院によると、スウェーデンで2014年、世界初の子宮移植による赤ちゃんが誕生。海外ではこれまで150例以上の子宮移植が実施され、70人以上の赤ちゃんが生まれている。
日本医学会は21年、子宮がない女性らからの希望があるとして、少数に限って実施を容認した。国内では25年2月、木須教授の前任校である慶応大で、審査委員会が臨床研究の実施計画を承認したが、実施には至っていない。
(2026年6月23日 中日新聞朝刊1面より)