HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ
お知らせ 2025.04.22
この記事の関連大学
四日市看護医療大で市長が講義 1年生に市の現状説明

森市長(右)の講義に聴き入る学生たち=四日市市萱生町の四日市看護医療大で
前期に8回予定している必修科目「四日市市の暮らしと文化」の初回で、市長が登壇するのは初めて。同科目では市の歴史や産業、医療の現状や課題などについて、市職員や市立四日市病院の看護師らが講義する。
森市長は萬古焼やかぶせ茶など伝統的な技術や特産品を紹介したほか、臨海部にコンビナート企業が集積する市の現状を説明。東海3県の市町村で人口は7番目に対し地方税収は3番目だとし、「税収は豊かな状況にある」と伝えた。
その上で「四日市に人が来てもらうために魅力を高めるまちづくりが大事」と強調。ふるさと納税の取り組みやこども食堂への補助などの施策のほか、国が進めるバスターミナル事業やJR四日市駅前への大学設置など、中心市街地の再開発プロジェクトを紹介した。
市内の山川彩珠さん(19)は「市が立派になって人が集まりそうでとても楽しみ。市長に直接話を聞ける機会も貴重だった」と話した。(軍司歩人)
(2025年4月22日 中日新聞朝刊北勢版より)