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イベント 2025.01.12
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複言語習得 共生社会の鍵 名外大名駅キャンパスでシンポ
欧州評議会が推進している言語教育政策の理念「複言語・複文化主義」から、共生社会の言語教育のあり方を考えるシンポジウムが11日、西区の名古屋外国語大名駅キャンパスであり、学生や教職員らを含む100人以上が聴講した。
同大ワールドリベラルアーツセンターが主催。センター長を務める亀山郁夫学長と山口大国際総合科学部の山本冴里准教授、早稲田大の細川英雄名誉教授の3人がパネルディスカッションに登壇した。
複言語・複文化主義は、一人の人間の中に複数の言語や文化が共存する状態を指す概念。複言語を学ぶことができるかとの問いに、山本准教授と細川名誉教授は、英語しかできない、日本語しかできないと諦めるのは障害と指摘した。
亀山学長は靴擦れに例え「痛みを伴うが少しずつなじんでいく」とその過程を説明した。 (小林大晃)
(2025年1月12日 中日新聞朝刊市民総合版より)
同大ワールドリベラルアーツセンターが主催。センター長を務める亀山郁夫学長と山口大国際総合科学部の山本冴里准教授、早稲田大の細川英雄名誉教授の3人がパネルディスカッションに登壇した。
複言語・複文化主義は、一人の人間の中に複数の言語や文化が共存する状態を指す概念。複言語を学ぶことができるかとの問いに、山本准教授と細川名誉教授は、英語しかできない、日本語しかできないと諦めるのは障害と指摘した。
亀山学長は靴擦れに例え「痛みを伴うが少しずつなじんでいく」とその過程を説明した。 (小林大晃)
(2025年1月12日 中日新聞朝刊市民総合版より)