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2010.09.26
若い力で犯罪防ぐ 愛知署管内10の大学 学生ボランティア発足
■キャンパス周辺の巡回も
愛知署管内(日進、豊明市、長久手、東郷町)の大学に通う学生たちが、大学生防犯ボランティアグループ「Always Smile」を結成し、24日、長久手町文化の家で発足式を開いた。地域の大学を網羅した学生防犯ボランティアグループは県内でも珍しいという。学生たちは、その名の通り「いつも笑顔」の安心安全のまちづくりを目指す。(坪井千隼)
地域の自主防犯活動に若者の力を活用しようと同署が後押し。2市2町の14大学のうち、愛知学院大、愛知淑徳大、椙山女学園大など10大学の学生77人が参加した。
昨年1年間の同署管内の窃盗などの刑法犯認知件数は4649件に達する。ただピークだった2003年と比べると3〜4割ほど減少。要因の1つとして、地域の防犯意識の高まりとパトロールなどの自主防犯活動が挙げられる。
だが防犯ボランティアは、時間に余裕がある高齢者の割合が高く、若者の参加が強く求められていた。特に同署管内には数多くの大学が点在するため、学生中心の防犯ボランティアグループの存在意義は大きい。
学生たちは今後、学内での啓発活動や、地域の防犯イベントへの参加を中心に活動を始める。大学周辺の防犯パトロールなども考えられるという。
発足式には学生50人が出席。同署から活動用の黄色いベストと帽子が貸与された。舘喜代孝署長は「若い力を生かし、犯罪の発生を食い止めてほしい。署としても全面的にバックアップする」とあいさつした。学生を代表し愛知淑徳大3年の桑原利江さん(20)が「犯罪の抑止、交通事故防止活動に寄与し、安全安心なまちづくりを実現する」と宣誓した。
式後、参加者らはグループに分かれて初仕事に。近くのリニモ「はなみずき通駅」では、自転車利用者に鍵や啓発チラシを配って自転車盗への警戒を呼び掛けた。また近隣住宅への防犯チラシのポスティングや、振り込め詐欺警戒の呼び掛けなども実施した。
桑原さんは「危ない目に遭った知人の話を聞き、物騒だと感じていた。学生への呼び掛けは学生がやった方が効果的だ。いろいろな取り組みを展開したい」と意欲を語った。
(写真)自転車利用者に防犯チラシを配って注意を呼び掛ける「Always Smile」のメンバーら=長久手町のリニモ「はなみずき通駅」前で
(2010年9月26日 中日新聞朝刊なごや東版より)
愛知署管内(日進、豊明市、長久手、東郷町)の大学に通う学生たちが、大学生防犯ボランティアグループ「Always Smile」を結成し、24日、長久手町文化の家で発足式を開いた。地域の大学を網羅した学生防犯ボランティアグループは県内でも珍しいという。学生たちは、その名の通り「いつも笑顔」の安心安全のまちづくりを目指す。(坪井千隼)
地域の自主防犯活動に若者の力を活用しようと同署が後押し。2市2町の14大学のうち、愛知学院大、愛知淑徳大、椙山女学園大など10大学の学生77人が参加した。
昨年1年間の同署管内の窃盗などの刑法犯認知件数は4649件に達する。ただピークだった2003年と比べると3〜4割ほど減少。要因の1つとして、地域の防犯意識の高まりとパトロールなどの自主防犯活動が挙げられる。
だが防犯ボランティアは、時間に余裕がある高齢者の割合が高く、若者の参加が強く求められていた。特に同署管内には数多くの大学が点在するため、学生中心の防犯ボランティアグループの存在意義は大きい。
学生たちは今後、学内での啓発活動や、地域の防犯イベントへの参加を中心に活動を始める。大学周辺の防犯パトロールなども考えられるという。
発足式には学生50人が出席。同署から活動用の黄色いベストと帽子が貸与された。舘喜代孝署長は「若い力を生かし、犯罪の発生を食い止めてほしい。署としても全面的にバックアップする」とあいさつした。学生を代表し愛知淑徳大3年の桑原利江さん(20)が「犯罪の抑止、交通事故防止活動に寄与し、安全安心なまちづくりを実現する」と宣誓した。
式後、参加者らはグループに分かれて初仕事に。近くのリニモ「はなみずき通駅」では、自転車利用者に鍵や啓発チラシを配って自転車盗への警戒を呼び掛けた。また近隣住宅への防犯チラシのポスティングや、振り込め詐欺警戒の呼び掛けなども実施した。
桑原さんは「危ない目に遭った知人の話を聞き、物騒だと感じていた。学生への呼び掛けは学生がやった方が効果的だ。いろいろな取り組みを展開したい」と意欲を語った。
(写真)自転車利用者に防犯チラシを配って注意を呼び掛ける「Always Smile」のメンバーら=長久手町のリニモ「はなみずき通駅」前で
(2010年9月26日 中日新聞朝刊なごや東版より)