名城大女子駅伝部の部員（右）とトレーニングをする参加者＝高山市高根町で

　高山市高根町の飛騨高山御嶽トレーニングセンターで２４日、同町で合宿中の名城大学女子駅伝部と、同市のクラブチーム「飛騨高山ＡＳＣ」で陸上競技に取り組む中学生らが交流した。

　同大女子駅伝部は２０２３年まで全日本大学女子駅伝を７連覇した強豪で、毎年、飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアで合宿を行っている。今回は１９～３１日の合宿に合わせて企画され、部員約２０人と中学生約２５人が参加した。

　中学生らは、同大が練習前に行っている体幹トレーニングを体験。同市出身の瀬木彩花選手（２１）らのアドバイスを受けながら、挑戦した参加者は「難しい」「大変すぎる」と声を漏らし、想像以上の負荷に驚いていた。

　参加した中山中２年の女子生徒は「名城大の人たちは毎日これをこなしていると思うとすごい。まねできる部分を見つけて自分の走りにつなげていきたい」と意気込んだ。（村瀬美空）

（2025年8月26日　中日新聞朝刊飛騨版より）