■名古屋で開幕

　来春の大学入試に向け、東海４県の私立大、短大７３校が集まる「２０１１中部の私立大学展」（県私立大広報委、中日新聞社主催）が２５日、名古屋市中村区名駅４の県産業労働センターで始まった。２６日まで。広報委は、２日間で約４０００人の来場を見込んでいる。

　高校生が各大学のブースを回り、入試担当者から説明を受けた。会場には親子での参加者も多く見られ、熱心にメモを取りながら話を聴く姿が見られた。

　愛知学院大の柴田育利入試広報課渉外主任は「親の来場が増えてきたのはここ３、４年。不況で、大学卒業後の就職に不安を持つ親が増えてきたのではないか」と話した。

（2010年9月26日　中日新聞朝刊22面より）