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学生活動  2024.08.22

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高齢化進む豊明団地 いざに備え 藤田医科大生6人 防災サポーターに

図面を見ながら避難所運営のロールプレイをする学生ら=豊明市役所で

図面を見ながら避難所運営のロールプレイをする学生ら=豊明市役所で

 豊明市は2日、豊明団地に住む藤田医科大生を対象に、防災サポーター研修を市役所で実施した。災害時に避難所が開設される際、市の求めに応じて運営に協力してもらうことが目的。新たに6人が「豊明団地居住学生防災サポーター」の認定を受けた。

 団地の居住者の高齢化が進む中、同サポーターの仕組みは2019年度にスタート。卒業生を含め、これまでに60人以上が認定された。

 「とよあけ災害ボランティアネットワーク」のメンバーが講師を務め、学生と市役所の新人職員が避難所運営を想定したロールプレイに挑戦。災害時、避難所になる二村台小学校の図面を見ながらごみ置き場の場所を決めたり、混みやすい女性トイレの数が多くなるように考えたりした。

 認定を受けた同大医療科学部1年の中島沙和代さん(18)は「トイレ問題など普段とは違った視点が必要」と話した。同ネットワークの渡部純子代表は「避難している人が希望を持てるよう、寄り添えるサポーターになってほしい」と期待した。(加藤慎也)

(2024年8月22日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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