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お知らせ 2024.07.09
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上級生が看護の実技指導 一宮の修文大で新制度
一宮市の修文大看護学部は、上級生が下級生に看護の実技を教える新しい制度「Shubunナーシング・ピアーズ」を導入した。病院での実習を体験した上級生たちが自らの経験をいかして、これから実習に出る後輩たちの指導に当たる。
教員から看護技術を教わるのとは異なり、年齢の近い学生同士で、気になったことを何でも気軽に話し合えるのが特徴。先月から授業が終わった後に、週1回ペースで希望者が参加する形式で新制度を始めた。継続的に後輩の指導に当たった学生には修了証を渡す。
今月5日には、指導役の3年生と教えてもらう2年生合わせて約30人が参加。患者の体の拭き方や、体温などを測る際の注意点について、3年生が実習での体験をもとに指導した。参加した3年の笠原杏圭さん(20)は「自分のスキルアップにもつながり、学生同士で悩みも共有できる」と話した。
相撲佐希子学部長は「教える側にとっても勉強になる取り組み。授業だけでは限界もあるので、実習先の病院の現場のことも教えてあげてもらえれば」と語った。(猿渡健留)
(2024年7月9日 中日新聞朝刊尾張版より)
教員から看護技術を教わるのとは異なり、年齢の近い学生同士で、気になったことを何でも気軽に話し合えるのが特徴。先月から授業が終わった後に、週1回ペースで希望者が参加する形式で新制度を始めた。継続的に後輩の指導に当たった学生には修了証を渡す。
今月5日には、指導役の3年生と教えてもらう2年生合わせて約30人が参加。患者の体の拭き方や、体温などを測る際の注意点について、3年生が実習での体験をもとに指導した。参加した3年の笠原杏圭さん(20)は「自分のスキルアップにもつながり、学生同士で悩みも共有できる」と話した。
相撲佐希子学部長は「教える側にとっても勉強になる取り組み。授業だけでは限界もあるので、実習先の病院の現場のことも教えてあげてもらえれば」と語った。(猿渡健留)
(2024年7月9日 中日新聞朝刊尾張版より)