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中日新聞掲載の大学記事

2010.09.15

愛知大学野球 愛工大5年ぶり2カード連続勝ち点

■愛知大学野球第2週第4日、14日・瑞穂

 1勝1敗1分けで4回戦までもつれた愛工大−愛大戦は、愛工大が3−2で競り勝ち、勝ち点を2に伸ばした。愛工大が開幕から2カード連続で勝ち点を獲得するのは5年ぶり。先発した後藤隆希投手(2年・愛工大名電)は今季3勝目。

■4回戦で“決着”

 4回戦までもつれた熱戦を制したのは愛工大だった。2日前の2回戦で1失点完投勝利の2年生左腕・後藤が先発し、9回途中まで2失点の粘投。最後は主戦・長瀬が締めて、ようやく貴重な勝ち点を積み上げた。

 「この勝ち点は大きい。結果がすべてだから」と奥田好弘監督(46)。両校とも投手を使い果たした4日連続の消耗戦。酷暑の中、選手は疲労していたが、愛大は2失策が絡んで3失点したのに対して、愛工大は9回に2つの好守で1失点でしのいだ。集中力の差が最後に勝敗を分けた。

 愛工大が開幕から2カード連続で勝ち点を獲得するのは2005年秋以来。3季連続で入れ替え戦出場中とは思えないほど、投打がかみ合っている。「今は一体感がある。上を目指したい」と右翼・藤川主将。13日の試合後に長瀬とともに温泉で疲れをいやした後藤は早くも今季3勝目。「自分でもビックリ。これからも調子を整えて投げていく」と自信たっぷりに話した。 (麻生和男)

▽4回戦(愛工大2勝1敗1分け)
愛大 000000101―2
愛工大00000300x―3

(2010年9月15日 中日スポーツ11面より)
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