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学生活動  2024.02.28

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重度障害の子80人 栄で作品展 人と人つなぐ 抽象画や立体

手話サークル「手話っち」のメンバーと交流する子どもたち=栄の愛知芸術文化センターで

手話サークル「手話っち」のメンバーと交流する子どもたち=栄の愛知芸術文化センターで

 重度の障害がある子どもたちが手掛けた作品展「つむぎの展『Wa』」(中日新聞社会事業団後援)が27日、栄の愛知芸術文化センターで始まった。人と人のつながりをテーマに、障害の特性に応じて作られた立体作品や抽象画が飾られている。3月3日まで。(坂本圭佑)

 県内で重症心身障害児や医療的ケア児を支援するNPO法人「幸せつむぎ」(緑区)が主催。4カ所の通所施設に通う幼児から高校生までの約80人が、機能訓練の一環として手掛けた約40点の作品を展示した。

 会場には、左半身を動かせない子が右足で描いた抽象画や、寝たきりの子がコンピューターを使って視線の動きで表現した絵などが並ぶ。地域の中学生と制作した竜のびょうぶ絵のほか、大学生と色付けした布のツリーといった大作も展示。作品のそばには、子どもが制作に取り組む様子を記したパネルも添えた。

 恐竜やマダニの絵を描いた男児(6)は「マダニが危険なことを知ってもらいたかった。ティラノサウルスはしっぽが上手に描けた」と胸を張った。

 この日は、開幕セレモニーがあり、名古屋短大と桜花学園大の学生でつくる手話サークル「手話っち」のメンバーと一緒に、子どもたちが手話を披露。同短大2年の翁長カナメイリさん(20)は「たくさん練習してくれていた。すごくかわいくて楽しかった」と喜んでいた。

 法人の担当職員、岩垂理紗さん(30)は「一つの作品にすごく時間がかけられている。アンバランスだけど、個性的で魅力的な作品を見てほしい」と話した。展示は午前10時~午後6時(1日は午後8時)。入場料500円。

(2024年2月28日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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