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スポーツ 2023.12.19
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駅伝 30日 全日本大学女子選抜 名城大「V6は譲らない」

全日本大学女子選抜駅伝に向けて練習する名城大の選手たち=名古屋市天白区で
チーム状態も良好。12月には5000メートルの記録会でエースの米沢奈々香(2年)が15分33秒66と、ベストまで2秒に迫る今季の自己最高タイムを出した。東海学生女子駅伝では1区の柳楽あずみ(同)が、当時名古屋大1年だった、東京五輪代表の鈴木亜由子の区間記録を13年ぶりに更新した。
今季は負傷や不調から、トラックレースで思うような結果を残せなかった名城大。10月の全日本大学女子駅伝では、米田監督が「想定以上のレース」とたたえる安定した走りで史上最多の連覇を7に伸ばし、絶対王者の貫禄を示した。
選抜駅伝は全日本大学女子との6年連続2冠がかかる。両大会に5回出走し、いずれも区間賞の谷本七星(3年)は「気を抜けば足をすくわれる。調整して最高の状態で迎えたい」と引き締まった表情。米沢は「他校も勢いがあると思うが優勝は譲らない。今年を笑顔で締めくくりたい」と力を込めた。 (松本貴明)
(2023年12月19日 中日新聞朝刊16面より)