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お知らせ  2023.09.05

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「老けない食生活」テーマに座談会 愛知医科大講師が長久手市民に語る

老化を防ぐ食事について解説する松永さん(奥)=長久手市岩作雁又のスターバックスコーヒー愛知医科大学店で

老化を防ぐ食事について解説する松永さん(奥)=長久手市岩作雁又のスターバックスコーヒー愛知医科大学店で

 長久手市のスターバックスコーヒー愛知医科大学店で4日、「アカデミーカフェで座談会」があった。飲み物を片手に大学の研究や調査について聞き、日常生活をよくするヒントを得てもらうのが狙い。市から委託を受けた長久手温泉が主催し、市内に住む65歳以上の10人が参加した。

 座談会は今年6月から始まり、3回目。この日は同大医学部衛生学講師の松永昌宏さん(47)が「体内に老化物質(AGEs)をためない食品や食生活について」と題して話した。

 日本人の3大死因の一つが老衰だ。松永さんによると、余分な糖と体内のタンパク質が結合すると、AGEsが蓄積する。食事は、最初に野菜を食べた方が血糖値の急上昇が抑えられ、AGEsができにくいという。

 参加者はメモをしながら真剣な表情で話を聞き、最後には質疑応答の時間も。「焦げたものは避けるべきか」「野菜は生の方がいいか」など多くの質問が寄せられた。参加者の一人は「座談会をきっかけに、食べ方とか調理法とかに気をつけたい」と話していた。松永さんは「参加者の意欲の高さが感じられた。食事に気を付けて元気に過ごしてもらえれば」と期待していた。(伊藤ちさと)

(2023年9月5日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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