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お知らせ 2023.06.09
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インクルーシブスポ 実情聞く 伊勢 皇学館大 CLLの初回授業
伊勢市の皇学館大で、障害の有無や年齢、性別などにかかわらず誰もが楽しめる「インクルーシブスポーツ」を推進するプロジェクトが始まった。学生らによる地域課題解決に向けた活動「コミュニティ・ラーニング・ラボ(CLL)」の一環で、初回の授業で関係者から実情を聞いた。
プロジェクトには20人の学生が参加。市や関係団体などと協力し、知名度向上や大会開催などに取り組む予定で、学生視点での企画立案に期待がかかっている。
初回の授業は1日にあり、市や市教委の職員、パラスポーツ団体の代表、障害者、保護者らが参加。これまでの活動などを出席した15人の学生に説明した。参加者は「まひがある息子のクラスでは、スポーツをする時に同級生が転ばないよう支えてくれたり、特別ルールを作ってくれたりしている」と周囲の配慮があれば、変わらずスポーツを楽しめることなどを紹介。学生らは真剣な表情で耳を傾けた。
現代日本社会学部4年の青木望実さん(21)は「パラスポーツ指導員の資格も持っていて、福祉についても学んできたが、知らないこともたくさんあると感じた。皆さんの取り組みを知って力になりたいと思った」と話した。(高橋信)
(2023年6月9日 中日新聞朝刊伊勢志摩版より)
プロジェクトには20人の学生が参加。市や関係団体などと協力し、知名度向上や大会開催などに取り組む予定で、学生視点での企画立案に期待がかかっている。
初回の授業は1日にあり、市や市教委の職員、パラスポーツ団体の代表、障害者、保護者らが参加。これまでの活動などを出席した15人の学生に説明した。参加者は「まひがある息子のクラスでは、スポーツをする時に同級生が転ばないよう支えてくれたり、特別ルールを作ってくれたりしている」と周囲の配慮があれば、変わらずスポーツを楽しめることなどを紹介。学生らは真剣な表情で耳を傾けた。
現代日本社会学部4年の青木望実さん(21)は「パラスポーツ指導員の資格も持っていて、福祉についても学んできたが、知らないこともたくさんあると感じた。皆さんの取り組みを知って力になりたいと思った」と話した。(高橋信)
(2023年6月9日 中日新聞朝刊伊勢志摩版より)