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中日新聞掲載の大学記事

2010.08.19

白鳥の郷土食を伝承 岐阜女子大生ら子に教室

■朴葉ずしなど調理

 本年度、郡上市白鳥町の郷土食研究に取り組んでいる、岐阜市の岐阜女子大健康栄養学科・土屋ゼミの「郷土食を伝える会」が18日、郡上市白鳥町の白鳥ふれあい創造館であった。学生らが町内の小学4年生以上の子どもら21人に、郷土の文化と料理を伝えた。

 メンバーは栄養教諭や管理栄養士を目指す学生12人と土屋ひろ子准教授ら。これまでに白山文化博物館を訪れるなどして調べた同町と白山のつながりや、白山地域で採れる食材と食事などを子どもたちに紹介。一緒に調理する「朴葉(ほおば)ずし」「じんだ汁」「じゃがいものエあえ」について説明した。

 子どもらは6班に分かれ、市食生活改善推進員協議会白鳥支部員9人の協力で調理実習した。学生や支部員らの指導を受け、ジャガイモを切ったりゴボウの皮をむいたりした。

 料理が出来上がると、試食しながら交流。学生らが郡上特産の野菜の味を生かして開発した「みそカレー ケーク・サレ」と「トマトジャム」も味わい、アンケートにも協力していた。(島崎賢一)

(2010年8月19日 中日新聞朝刊中濃版より)
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