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中日新聞掲載の大学記事

2010.08.16

最高の夏にしたい どまつり運営 学生一丸

■協賛金集めに苦労

 27日から市内中心部などで開かれる「にっぽんど真ん中祭り(どまつり)」の運営に、多くの大学生たちがかかわっている。1999年に学生グループによって始まった経緯があるだけに、今年も台本書きやボランティアの掌握など裏方でどまつりを支える。

 今年の学生委員会は26人。運営への参加経験者はおらず、実際にどまつりを見たことのあるメンバーも数人ほど。それでも「熱い夏を過ごしたい」と集まった。

 「最も苦労したのは協賛金集め」と学生委代表の酒井由利佳さん(19)=南山大2年。リーマン・ショックの影響で出資を渋る企業が相次いだ。

 例年2月に動きだし3月には終わるが、今年は5月までかかった。毎日大学にスーツで通い、「通学路でいいからとにかく企業、店に当たろう」が合言葉だった。

 「そこまでできたのは責任感だった」と振り返る酒井さんは、「でも一番は、今年も楽しみにしてるよ、という言葉に押されてですかね」と語る。

 「一人一人が輝けるように頑張って準備します」と笑顔を見せた。 (塚田真裕)

(2010年8月16日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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