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2010.08.03
伝統文化マルチに記録 教材作製に女子学生 関で刀鍛錬撮影
古式日本刀鍛錬の伝統を映像で残し、小学校の学習教材として生かそうと、岐阜市太郎丸の岐阜女子大学の学生が2日、関市南春日町の関鍛冶伝承館で、鍛錬の様子を複数のカメラで多角度から撮影した。
2011年度から実施される新学習指導要領では、学習に伝統文化の継承を採り入れることが重視されている。従来の一方向からの記録では見えなかった動きを臨場感あふれる映像や音声で伝え、電子黒板やインターネットを活用した授業に対応しようと、この撮影会が計画された。
岐阜女子大文化創造学部の3、4年生10人が参加。市内の刀匠藤原兼房さんと弟子ら計4人の鍛錬の様子を、前後左右と真上の5台のカメラで追い、えり元に付けたマイクで息遣いを録音した。
実際に授業で映像を使うことになる市内の小学生2人も訪れ、道具や鍛錬の作法などの説明を熱心に聞いていた。(中尾吟)
(2010年8月3日 中日新聞朝刊中濃総合版より)
2011年度から実施される新学習指導要領では、学習に伝統文化の継承を採り入れることが重視されている。従来の一方向からの記録では見えなかった動きを臨場感あふれる映像や音声で伝え、電子黒板やインターネットを活用した授業に対応しようと、この撮影会が計画された。
岐阜女子大文化創造学部の3、4年生10人が参加。市内の刀匠藤原兼房さんと弟子ら計4人の鍛錬の様子を、前後左右と真上の5台のカメラで追い、えり元に付けたマイクで息遣いを録音した。
実際に授業で映像を使うことになる市内の小学生2人も訪れ、道具や鍛錬の作法などの説明を熱心に聞いていた。(中尾吟)
(2010年8月3日 中日新聞朝刊中濃総合版より)