HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ
お知らせ 2022.06.01
この記事の関連大学
アジアの大学 あり方議論 藤田医科大でサミット開幕
アジアを中心に世界の大学から学長らが集まり、大学教育のあり方を議論する国際会議「アジア大学サミット2022」が31日、豊明市の藤田医科大で開幕した。2日まで。
開会式には寛仁親王妃信子さまが出席され、同大病院が新型コロナウイルス患者を多く受け入れてきたことに「成果を上げている」とたたえた。湯沢由紀夫学長は「アジアは世界的規模の課題解決につながるパワーを秘めている。高等教育者が相互理解と協調を深めたい」とあいさつした。
この日は、ノーベル医学生理学賞受賞者の大隅良典さんが「基礎科学における大学の役割」と題して基調講演。名古屋、東京、早稲田、京都など各大学幹部による討論では、国際競争力の向上や若手研究者の育成などをテーマに、「海外で研究を重ねた研究者は高いパフォーマンスを発揮できる」などの意見が出た。
会場では企業の医療機器や、藤田医科大による防災の取り組みも展示している。1日はノーベル物理学賞受賞者の天野浩さんらが講演する。
サミットは、世界大学ランキングを発表する英教育専門誌と同大が主催。昨年はコロナ対策としてオンラインで開かれた。期間中に22カ国から300人以上の学長や企業関係者らが参加する。 (福本英司)
(2022年6月1日 中日新聞朝刊県内総合版より)
開会式には寛仁親王妃信子さまが出席され、同大病院が新型コロナウイルス患者を多く受け入れてきたことに「成果を上げている」とたたえた。湯沢由紀夫学長は「アジアは世界的規模の課題解決につながるパワーを秘めている。高等教育者が相互理解と協調を深めたい」とあいさつした。
この日は、ノーベル医学生理学賞受賞者の大隅良典さんが「基礎科学における大学の役割」と題して基調講演。名古屋、東京、早稲田、京都など各大学幹部による討論では、国際競争力の向上や若手研究者の育成などをテーマに、「海外で研究を重ねた研究者は高いパフォーマンスを発揮できる」などの意見が出た。
会場では企業の医療機器や、藤田医科大による防災の取り組みも展示している。1日はノーベル物理学賞受賞者の天野浩さんらが講演する。
サミットは、世界大学ランキングを発表する英教育専門誌と同大が主催。昨年はコロナ対策としてオンラインで開かれた。期間中に22カ国から300人以上の学長や企業関係者らが参加する。 (福本英司)
(2022年6月1日 中日新聞朝刊県内総合版より)