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お知らせ  2021.10.15

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食品ロス減らそう 四日市大と四日市看護医療大の食堂

非常食をアレンジしたメニューを注文する学生(左)=四日市市萱生町で

非常食をアレンジしたメニューを注文する学生(左)=四日市市萱生町で

■賞味期限迫る非常食使った定食提供

 学生たちに食品ロスに関心を持ってもらおうと、賞味期限が近い非常食を活用したメニューが14日、四日市大、四日市看護医療大(いずれも四日市市萱生町)の共用食堂で提供された。

 非常食を使ったメニューの提供は、6月に続き2回目。今回は、アルファ米にキノコを混ぜ込んだご飯、お湯で戻せるフレーク状のマッシュポテトを使ったマカロニグラタン、豚汁缶にブイヨンやウインナーなどを加えたみそ風味ポトフの3品を、400円で提供した。

 日本非常食推進機構(同市浮橋一)から提供された非常食をもとに、プラトンホテル四日市(同市西新地)がメニューを考案。洋食料理長の近藤篤史さん(51)は「昔に比べ非常食がおいしくなっている。塩や水分さえ加えれば十分アレンジできる」と話す。

 四日市看護医療大4年の蜜沢亜沙さん(23)は「アルファ米がもちもちしておいしかった。非常食も、有効活用すればどの世代でもおいしく食べられると分かった」と満足そう。同大の担当者は「非常食の活用方法を知ってもらい、食品ロスへの関心を深めるきっかけになれば。今後もこの取り組みは継続的に行いたい」と語った。(尾林太郎)

(2021年10月15日 中日新聞朝刊北勢版より)

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