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お知らせ  2021.09.15

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換気でコロナ対策 県芸大を知事視察

スモークを充満させた後に換気した部屋で、清水教授(左)から効果を聞く大村知事=長久手市の県立芸術大で

スモークを充満させた後に換気した部屋で、清水教授(左)から効果を聞く大村知事=長久手市の県立芸術大で

 大村秀章知事は14日、県立芸術大(長久手市)で新型コロナウイルスの感染防止策を視察した。ウイルスが空気中の微粒子を介して起こす「エーロゾル感染」を、換気で防ぐ取り組みを確認した。

 同大では昨年度の授業開始前、同じ大学法人の県立大看護学部の清水宣明教授(感染制御学)が監修し、スモークを満たした部屋を換気して空気の流れを確認する「スモークテスト」を全室で実施。サーキュレーターを置いて空気が入れ替わるように対策し、学内での感染者を出していない。

 この日は清水教授が音楽学部棟の研究室でスモークを充満させ、窓を開けて排気される様子を実演。大村知事は清水教授に「換気が大事なんですね」と話し掛けていた。

 また県芸大には2022年度からデザイン・工芸科の中に定員10人の「メディア映像専攻」を開設予定。知事は新築されたスタジオも視察し、戸山俊樹学長らから準備状況を聞いた。

(2021年9月15日 中日新聞朝刊県内版より)

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