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お知らせ  2021.07.03

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金沢工大 接種始まる 県内大学初 学業、就活に幅 期待

医師(左)から健康状態などを問う予診を受ける学生=3日、石川県野々市市の金沢工業大で

医師(左)から健康状態などを問う予診を受ける学生=3日、石川県野々市市の金沢工業大で

 金沢工業大(石川県野々市市)は3日、学生や教職員らを対象に新型コロナウイルスの職域接種を始めた。金沢工業大によると、県内の大学で初めて。金沢大は6日に、金沢医科大(内灘町)は17日に接種をスタートさせる。

 金沢工業大は医科大などの協力を得てワクチンの打ち手を確保。接種を終えた学生は授業や就職活動の幅が広がることに期待した。

 今後は毎週水、土曜日に扇が丘キャンパスで1日600人が接種。9月下旬までに、全学生や全教職員の78%にあたる5700人が2回目を終える予定。ワクチンはモデルナ社製を使う。

 学生は金沢医科大の医師から健康状態を問われる予診を受け、5つのブースに分かれて看護師から接種を受けた。接種後、何人かの学生は取材に「痛くない」と語った。

 県外にインターンシップ(就業体験)を考えている3年生の宮嶌和樹さん(21)は「ワクチンを打つことで安心するだけじゃなく、対面で企業の人に会える」と就活に意欲を見せた。(都沙羅)

(2021年7月3日 北陸中日新聞夕刊1面より)

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