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お知らせ 2021.05.31
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コロナワクチン効果や 早期治療の課題を紹介 藤田医科大、オンライン講座
藤田医科大は30日、「新型コロナワクチンと治療薬開発の現状と将来」と題した市民公開講座(中日新聞社など後援)をオンラインで開いた。
大阪大感染症総合教育研究拠点の松浦善治拠点長は天然痘やスペイン風邪など感染症の歴史を振り返った上で、新型コロナウイルスの特徴を紹介。感染を抑制するワクチンの働きや効果を説明した。
藤田医科大感染症科の土井洋平教授は「発症早期、軽症の有効な治療法が確立されていない」とコロナ治療の課題を指摘。外来や在宅で、重症化リスクを下げる治療法開発の必要性を訴えた。座長を務めた同大病院の湯沢由紀夫病院長は「正確な情報を持って、パニックにならずに国民全体で感染症に対応していく必要がある」と強調した。
講座は、6月1日からオンライン形式で開かれる「アジア大学サミット2021」の特別企画として開かれ、ライブで約1000人が視聴した。 (吉光慶太)
(2021年5月31日 中日新聞朝刊県内版より)
大阪大感染症総合教育研究拠点の松浦善治拠点長は天然痘やスペイン風邪など感染症の歴史を振り返った上で、新型コロナウイルスの特徴を紹介。感染を抑制するワクチンの働きや効果を説明した。
藤田医科大感染症科の土井洋平教授は「発症早期、軽症の有効な治療法が確立されていない」とコロナ治療の課題を指摘。外来や在宅で、重症化リスクを下げる治療法開発の必要性を訴えた。座長を務めた同大病院の湯沢由紀夫病院長は「正確な情報を持って、パニックにならずに国民全体で感染症に対応していく必要がある」と強調した。
講座は、6月1日からオンライン形式で開かれる「アジア大学サミット2021」の特別企画として開かれ、ライブで約1000人が視聴した。 (吉光慶太)
(2021年5月31日 中日新聞朝刊県内版より)