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お知らせ  2021.05.29

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氷見高生のイノシシカレー ふるさと納税 返礼品目指す 氷見市と名城大の連携協総会

本年度の事業計画を決めた氷見市と名城大の連携協議会=氷見市役所で

本年度の事業計画を決めた氷見市と名城大の連携協議会=氷見市役所で

 氷見市と名城大(名古屋市)の連携協議会総会が28日、市役所であり、本年度の事業計画などを決めた。氷見高校生が商品化に取り組んでいるイノシシカレーは、ふるさと納税の返礼品を目指す。

 協議会は、JA氷見市や氷見高校などが参加し、会長の林正之市長は「全学部に協定を拡大した。さらに産・官・学の連携を深めたい」とあいさつ。副会長の平松正行・名城大副学長はリモートで参加した。

 これまで取り組んできた事業は、植物工場の検討、マコモダケの6次産業化、イノシシ肉の活用方法、もみ殻リサイクルなど。

 本年度の事業計画案では、氷見高校農業科学科が大学から肉の軟化方法を学んだレトルトのイノシシカレーについて、協議会事務局の市から販売や返礼品を目指す考えが示された。氷見高校の三津島淳校長は「イノシシ肉の獣臭さや肉の硬さを生かしたい。名城大に監修してほしい」と話した。

 市と農学部は2017年11月に連携協定を締結。昨年7月に協定を全9学部に拡大した。

 (小畑一成)

(2021年5月29日 北陸中日新聞朝刊富山総合版より)

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