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中日新聞掲載の大学記事

2010.05.29

愛知大学野球 至学館大「男子増え出場困難」 女子チーム独立へ

 愛知大学野球連盟の4部に所属し、男女混合のチームで戦っている至学館大が、女子のチームを独立させる考えがあることが28日分かった。同大の樋口監督が明らかにした。

 至学館大は男子を主体に戦い始めた昨秋に5部から4部に昇格。今季は4部で優勝し、5日から始まる3部との入れ替え戦を控える。現在部員は男子57人、女子17人。樋口監督は「男子が増えてレベルが上がり、女子が試合に出ることも難しくなっている。男子と女子を分けたらどうかという話がある」と言う。

 同連盟のリーグ戦は1大学1チーム参加が原則。男子チームが残れば女子だけの別チームは出場できない。女子チームは試合の場が限られることになり、男女が別れることで両チームの指導体制をどうするかなど検討課題も多い。「入れ替え戦が終わってから、どのような形が一番いいかを学生、大学と話し合いたい」と樋口監督。至学館大は中京女大時代の2005年12月、男子主体の大学野球リーグに女子単独チームとして全国で初めて加盟。昨年からは男子選手も受け入れている。

(2010年5月29日 中日新聞朝刊27面より)
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