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お知らせ  2020.11.29

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金沢工大 認定 白山の企業と個人対象 4ステップ修了 制度創設

 国連が2030年までに達成を目指す持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))をビジネスに活用してもらおうと、金沢工業大(野々市市扇が丘)は、白山市の企業や個人を対象にした「白山手取川流域SDGs認定制度」を創設した。認定を受けることで企業の魅力向上や新たな商機のきっかけとなると期待されている。全4回のセミナーも行う。

 SDGsは「貧困をなくそう」など17の目標がある。金沢工大によれば、近年、企業にも環境への配慮や適切な企業統治が厳しく求められる風潮がある。SDGsへの取り組みは投資を呼び込む好材料という。

 認定を受けるには4段階を通過する必要がある。専用のメールニュースへ登録すると、ステップ1が終了したとみなされる。ステップ2では全4回のセミナー全てへの参加が要る。ステップ3では活動計画などの作成が必要。達成すると、ステップ4が修了とみなされる。認定の可否は起業家らでつくるSDGsに関する民間の認定機関「ビヨンド・エスディージーズ・ジャパン」(東京都港区)が決める。

 セミナーはオンラインで行い無料。第1回は12月14日にあり、以降は22日、1月8日、同29日にある。 (吉田拓海)

(2020年11月29日 北陸中日新聞朝刊かが白山総合版より)

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