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金沢工大で手作り成人式 振り袖姿 女子学生感激 着付け師がボランティア
金沢工業大の学生たちが企画・運営する成人式が29日、野々市市のキャンパス内で開かれ、女子学生8人がボランティアの着付け師らに振り袖を着せてもらって参加した。
成人を迎えたものの故郷に帰れず、振り袖を着る機会を逃した人、大学の友人同士で和装を楽しみたい人たちを対象に着付け体験を募集。振り袖は金沢工大の教職員らが持ち寄り、着付け流派「別宗流」(白山市)の弟子で先生の資格を持つ着付け師らがボランティアを買って出た。
群馬県高崎市出身の建築学科1年西岡愛奈(まな)さんは「大学で部活の先輩と一緒に振り袖が着られるなんて」と感激の表情。学生スタッフとして担当した応用化学科3年新保媛子(ひめこ)さんは「大学生活のいい思い出になればうれしい」と話した。
あでやかな振り袖に身を包み、髪形も整えた学生たちはポーズを取りながら記念写真に納まった。成人式には約30人が参加し、餅つきなどを楽しんだ。
楽で簡単、きれいな帯結びを実践する別宗流宗家の別宗香緒里さんは「社会貢献と、お弟子さんの実践教育ができて有意義。学生さんが着物に興味を持ってもらえれば幸い」と話していた。(山本義之)
(2020年1月30日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)
成人を迎えたものの故郷に帰れず、振り袖を着る機会を逃した人、大学の友人同士で和装を楽しみたい人たちを対象に着付け体験を募集。振り袖は金沢工大の教職員らが持ち寄り、着付け流派「別宗流」(白山市)の弟子で先生の資格を持つ着付け師らがボランティアを買って出た。
群馬県高崎市出身の建築学科1年西岡愛奈(まな)さんは「大学で部活の先輩と一緒に振り袖が着られるなんて」と感激の表情。学生スタッフとして担当した応用化学科3年新保媛子(ひめこ)さんは「大学生活のいい思い出になればうれしい」と話した。
あでやかな振り袖に身を包み、髪形も整えた学生たちはポーズを取りながら記念写真に納まった。成人式には約30人が参加し、餅つきなどを楽しんだ。
楽で簡単、きれいな帯結びを実践する別宗流宗家の別宗香緒里さんは「社会貢献と、お弟子さんの実践教育ができて有意義。学生さんが着物に興味を持ってもらえれば幸い」と話していた。(山本義之)
(2020年1月30日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)