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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2020.11.18

中部のSDGs推進 愛知学院大に事務局 日進キャンパス内 県内4団体共同設立

SDGs推進へ協力を誓う遠藤所長(右)と引田学長=名古屋市千種区の愛知学院大で

SDGs推進へ協力を誓う遠藤所長(右)と引田学長=名古屋市千種区の愛知学院大で

 国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を推進するための拠点「中部圏SDGs広域プラットフォーム事務局」が12月1日、愛知学院大日進キャンパス(日進市)にできる。中部地方でSDGs達成に取り組む官民の団体を橋渡しし、活動を支援する。

 国連地域開発センター(UNCRD)、中部ESD拠点、ローマクラブ日本、中部SDGs推進センターの県内4団体が共同で設立。自治体や民間企業、団体にメンバーとして参加を呼びかける。同大が研究室一室を無償貸与する。

 今月17日にはUNCRDの遠藤和重所長が名古屋市千種区の同大楠元キャンパスを訪れ、同大関係者らと面談。「これだけの国際関係部門が力を合わせる事例は日本にはない。この地域が国際貢献できるような活動を目指す」と語った。

 引田弘道学長は「学生が地域にどう貢献するかを考えるきっかけになれば」と教育効果にも期待した。

 SDGsは「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」などと17項目にわたって2030年までの目標を定めている。プラットフォームは、SDGsに関する啓発活動や情報・ノウハウの共有、経営診断などを担う。(杉浦正至)

(2020年11月18日 中日新聞朝刊県内版より)

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