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イベント  2019.10.18

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世界中の子に愛の手を 名商大 あすから国際協力バザー

チャリティーバザーで販売する商品を手に来場を呼び掛ける学生たち=日進市米野木町の名古屋商科大で

チャリティーバザーで販売する商品を手に来場を呼び掛ける学生たち=日進市米野木町の名古屋商科大で

 世界中の貧しい子どもたちに手を差し伸べようと名古屋商科大(日進市米野木町)で19、20日、毎年恒例の「国際協力チャリティーバザー」が開かれる。昨年までの開催で累計約2956万円を集めており、学生たちは「目指せ3000万円」と意気込んでいる。売り上げは全額、日本ユニセフ協会などに寄付される。

 バザーは、海外で国際ボランティアに参加した約80人と、国内で活動する国際ボランティアサークルのメンバー約70人が中心となって運営。出品するために、英国でしか買えない紅茶やチェコのポストカード、フランスのワインなど、学生たちが海外で珍しい商品を探し、調達してきた。

 また、教職員や卒業生、近隣住民は、古着や雑貨、本など、趣旨に賛同した全国の約30企業は、高級ホテルペアランチ券や新品のスポーツ用品、高級食器などを提供。バザーには、「50円」「500円」などの比較的安価な商品など1000点以上が並ぶ。

 チャリティーオークションもあり、歌手松田聖子さんのディナーショー最前列チケットや、ホテルナゴヤキャッスルと名古屋観光ホテルのスイートルーム宿泊券、ゴルフの東海クラシックに出場した石川遼選手らのサイン入りグッズなど、「お宝商品」も多数。当日に入札希望額を箱に入れるか、ネットでも入札できる。

 国際ボランティアサークル部長で3年の和泉彰吾さん(20)は「欧州直輸入品など普段見られないものがあるのでぜひ、たくさんの人に足を運んでほしい」と呼び掛けている。(問)同大=0561(73)2111

 (平木友見子)

(2019年10月18日 中日新聞朝刊県内版より)

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