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お知らせ 2019.06.21
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リチウムイオン電池 発明と改良に評価 名城大・吉野教授に欧州発明家賞
欧州特許庁(本部・ドイツ)は20日、社会発展に貢献した発明者らに贈る今年の「欧州発明家賞」の非欧州部門で、名城大大学院理工学研究科の吉野彰教授が受賞したと発表した。
受賞理由は「リチウムイオン電池の発明と改良」。ウィーンで開かれた授賞式に出席した吉野教授は「受賞して大変光栄です。欧州特許庁長官の、リチウムイオン二次電池の開発が世界を変えたというコメントがとてもうれしかった」との感想を寄せた。
吉野教授は、旭化成の技術者時代にスマートフォンや電気自動車(EV)などに使われるリチウムイオン電池の原型を作り上げ、ノーベル賞候補にも挙がっている。2018年に日本国際賞、中日文化賞を受賞した。
欧州発明家賞は、カーボンナノチューブを開発した名城大の飯島澄男終身教授らのグループが15年、日本人で初めて受賞している。
(2019年6月21日 中日新聞朝刊25面より)
受賞理由は「リチウムイオン電池の発明と改良」。ウィーンで開かれた授賞式に出席した吉野教授は「受賞して大変光栄です。欧州特許庁長官の、リチウムイオン二次電池の開発が世界を変えたというコメントがとてもうれしかった」との感想を寄せた。
吉野教授は、旭化成の技術者時代にスマートフォンや電気自動車(EV)などに使われるリチウムイオン電池の原型を作り上げ、ノーベル賞候補にも挙がっている。2018年に日本国際賞、中日文化賞を受賞した。
欧州発明家賞は、カーボンナノチューブを開発した名城大の飯島澄男終身教授らのグループが15年、日本人で初めて受賞している。
(2019年6月21日 中日新聞朝刊25面より)