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SDGs学ぶ切り札に 要望受けネットで発売
金沢工業大(野々市市扇が丘)の学生団体が作った「SDGs(エスディージーズ)カードゲーム」が、「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」として、インターネットのサイトで今月、販売が始まった。国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」について、楽しみながら学ぶことができる。(吉田拓海)
ゲームでは、目標の達成に向けて課題になりそうなことが書かれた「トレードオフカード」と、問題解決の手段を記した「リソースカード」各34枚を使う。提示されたトレードオフカードに対し、参加者が配布されたリソースカードを使って解決策を考え、発想力を競う。
ゲームは同大の学生団体「SDGs Global Youth Innovators(グローバル ユース イノベーターズ)」が開発。昨年9月から同大のホームページでカードを無料公開していた。製品化の要望が多かったことから、インターネットを通じたクラウドファンディングで資金を集め、発売した。
共同開発したデザイン会社「リバースプロジェクト」(東京都)のサイトで購入できる。価格は税込み2700円。学生団体の島田高行代表(22)は「Xで発想力を身に付け、若者が身近な問題に取り組むきっかけにしてほしい」と話す。
同団体は、白山市の課題や特徴をゲームに取り入れた「白山手取川ジオパーク版」も開発している。英語版やベトナム語版も完成させており、各国が抱える問題をゲームに取り入れ、海外への発信を目指す。
(2019年5月21日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)
ゲームでは、目標の達成に向けて課題になりそうなことが書かれた「トレードオフカード」と、問題解決の手段を記した「リソースカード」各34枚を使う。提示されたトレードオフカードに対し、参加者が配布されたリソースカードを使って解決策を考え、発想力を競う。
ゲームは同大の学生団体「SDGs Global Youth Innovators(グローバル ユース イノベーターズ)」が開発。昨年9月から同大のホームページでカードを無料公開していた。製品化の要望が多かったことから、インターネットを通じたクラウドファンディングで資金を集め、発売した。
共同開発したデザイン会社「リバースプロジェクト」(東京都)のサイトで購入できる。価格は税込み2700円。学生団体の島田高行代表(22)は「Xで発想力を身に付け、若者が身近な問題に取り組むきっかけにしてほしい」と話す。
同団体は、白山市の課題や特徴をゲームに取り入れた「白山手取川ジオパーク版」も開発している。英語版やベトナム語版も完成させており、各国が抱える問題をゲームに取り入れ、海外への発信を目指す。
(2019年5月21日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)