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お知らせ 2019.04.03
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美濃加茂の「瑞林寺弥勒堂」 市文化財に新指定
美濃加茂市蜂屋町の「瑞林寺弥勒堂」が、新たに市有形文化財に指定された。建造物では6件目で、市指定文化財は38件となった。
弥勒堂は1704(宝永元)年に建てられた木造平屋87.8平方メートルの仏堂。四角すいのような形の屋根などが特徴で、県重要文化財の「木造弥勒仏坐像(ざぞう)」を安置している。
市が瑞林寺の申請を受けて昨年夏、仏教建築に詳しい愛知工業大の杉野丞教授に建物の調査を依頼。「江戸時代中期の建築様式を継承する貴重な遺構」などと評価され、市文化財保護審議会の審議を経て、市教委が3月25日付で市文化財に追加した。
瑞林寺は室町時代中期の15世紀末に創建された臨済宗妙心寺派の寺で、「柿寺」とも呼ばれる。弥勒堂や弥勒仏坐像のほか、室町時代の絵画「絹本著色涅槃(ねはん)図」など8件が県や市の文化財に指定されている。(平井一敏)
(2019年4月3日 中日新聞朝刊可茂版より)
弥勒堂は1704(宝永元)年に建てられた木造平屋87.8平方メートルの仏堂。四角すいのような形の屋根などが特徴で、県重要文化財の「木造弥勒仏坐像(ざぞう)」を安置している。
市が瑞林寺の申請を受けて昨年夏、仏教建築に詳しい愛知工業大の杉野丞教授に建物の調査を依頼。「江戸時代中期の建築様式を継承する貴重な遺構」などと評価され、市文化財保護審議会の審議を経て、市教委が3月25日付で市文化財に追加した。
瑞林寺は室町時代中期の15世紀末に創建された臨済宗妙心寺派の寺で、「柿寺」とも呼ばれる。弥勒堂や弥勒仏坐像のほか、室町時代の絵画「絹本著色涅槃(ねはん)図」など8件が県や市の文化財に指定されている。(平井一敏)
(2019年4月3日 中日新聞朝刊可茂版より)