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イベント 2019.02.20
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「SDGs」経済のカギに 白山で研修会企業関係者ら学ぶ
国連が2030年までに解決を目指す「持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))」を学ぶ研修会が19日、白山市内であった。金沢工業大地方創生研究所SDGs推進センター長の平本督太郎さんが講師を務め、市職員や市内の企業関係者ら約200人が理解を深めた。
同市西新町の白山商工会議所では企業関係者を対象に開かれ約30人が参加。平本さんは一方が改善されると一方が悪化してしまう「トレードオフ」の解決が持続可能な開発につながると指摘。「経済が発展すれば、環境問題が生じるというのが常識だった。これからは例えば、森林の育成をビジネスにすることで、両方を改善できるという意識を持つことが大切」と語った。
20年の東京五輪にも触れ「およそ1年半後に日本は世界から大いに注目される。持続可能な世界に向けて一歩を踏み出す機会にしてほしい」と話した。
研修会は市職員を対象に市民交流センターでも開かれた。 (冨田章午)
(2019年2月20日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)
同市西新町の白山商工会議所では企業関係者を対象に開かれ約30人が参加。平本さんは一方が改善されると一方が悪化してしまう「トレードオフ」の解決が持続可能な開発につながると指摘。「経済が発展すれば、環境問題が生じるというのが常識だった。これからは例えば、森林の育成をビジネスにすることで、両方を改善できるという意識を持つことが大切」と語った。
20年の東京五輪にも触れ「およそ1年半後に日本は世界から大いに注目される。持続可能な世界に向けて一歩を踏み出す機会にしてほしい」と話した。
研修会は市職員を対象に市民交流センターでも開かれた。 (冨田章午)
(2019年2月20日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)