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イベント 2019.01.05
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絵はがきが刻む 1940年の大雪 金沢工大の研究員 北陸銀支店で展示
戦前に大雪に見舞われた金沢市内の様子を絵はがきで伝える展覧会「絵葉書(はがき)に見る金沢の大雪」(北陸中日新聞後援)が4日、金沢市南町の北陸銀行金沢支店で始まった。30日まで。
展示したのは、災害史を研究する金沢工業大客員研究員の安達実さん(83)。安達さんによると、1940年1月に大雪が降り、金沢の最深積雪は180センチに達した。交通が混乱するなど多くの被害が出たという。
絵はがきには当時の市内の様子が記録され、安達さんが収集し、7点をA3サイズに拡大して展示した。屋根近くまで雪に埋もれた商店の間を人々が行き来する姿や、雪が積もった電車などに市民生活への影響が垣間見える。
安達さんは昨年の大雪に触れて「絵はがきを見て、大雪になることもありえるんだという認識と心構えを持ってもらえれば」と話した。
(横井武昭)
(2019年1月5日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)
展示したのは、災害史を研究する金沢工業大客員研究員の安達実さん(83)。安達さんによると、1940年1月に大雪が降り、金沢の最深積雪は180センチに達した。交通が混乱するなど多くの被害が出たという。
絵はがきには当時の市内の様子が記録され、安達さんが収集し、7点をA3サイズに拡大して展示した。屋根近くまで雪に埋もれた商店の間を人々が行き来する姿や、雪が積もった電車などに市民生活への影響が垣間見える。
安達さんは昨年の大雪に触れて「絵はがきを見て、大雪になることもありえるんだという認識と心構えを持ってもらえれば」と話した。
(横井武昭)
(2019年1月5日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)