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イベント 2018.11.18
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愛工大研究施設を見学 大垣共立銀 顧客企業向け企画
製造業の開発担当者に大学の研究施設を紹介する見学会が16日、豊田市八草町の愛知工業大であった。
新製品開発に大学の研究成果を生かしたい企業と、先端技術の活用法を模索する大学を引き合わせるきっかけにしようと、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)が顧客向けに企画。愛知、岐阜両県から19社、25人が参加した。
参加者は半導体製造用のクリーンルームなど、同大総合技術研究所内の10の施設や設備を見学した。中部で2カ所にしかないという、最新型の透過型電子顕微鏡が設置された部屋では、工学部の岩田博之准教授と学生が、電気自動車(EV)などに使われる充電池の電極に使われるカーボン素材の解析を実演。参加者は質問しながら、興味深そうに見入っていた。
同行の担当者は「企業と大学は互いを必要としている部分がある。両者をつなげることはメリットが大きく、共同研究にもつながれば」と期待を寄せた。
見学会は昨年7月に両者が締結した産学連携協定に基づき、初めて実施した。 (久野賢太郎)
(2018年11月18日 中日新聞朝刊県内総合版より)
新製品開発に大学の研究成果を生かしたい企業と、先端技術の活用法を模索する大学を引き合わせるきっかけにしようと、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)が顧客向けに企画。愛知、岐阜両県から19社、25人が参加した。
参加者は半導体製造用のクリーンルームなど、同大総合技術研究所内の10の施設や設備を見学した。中部で2カ所にしかないという、最新型の透過型電子顕微鏡が設置された部屋では、工学部の岩田博之准教授と学生が、電気自動車(EV)などに使われる充電池の電極に使われるカーボン素材の解析を実演。参加者は質問しながら、興味深そうに見入っていた。
同行の担当者は「企業と大学は互いを必要としている部分がある。両者をつなげることはメリットが大きく、共同研究にもつながれば」と期待を寄せた。
見学会は昨年7月に両者が締結した産学連携協定に基づき、初めて実施した。 (久野賢太郎)
(2018年11月18日 中日新聞朝刊県内総合版より)