「面会交流」についての展示を見る金城学院大生＝東区のウィルあいちで

　離婚や別居で離れて暮らす親子の面会交流について紹介するイベントが１７日、東区のウィルあいちで開かれた。

　面会交流の支援に携わる公益社団法人「家庭問題情報センター（ＦＰＩＣ）名古屋ファミリー相談室」の企画。子どもの感想などが書かれたパネルを展示し、来場者が交流の仕組みを学んだ。

　金城学院大１、２年の約３０人も男女共同参画社会の授業の一環で参加。ＦＰＩＣメンバーはパワーポイントを使って面会交流の意義や、支援の流れを紹介。「面会交流や養育費は新民法で定められた親の義務」と話し、子どもの立場や気持ちを尊重して協議する必要性を強調した。

（2018年11月18日　中日新聞朝刊市民版より）