進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2010.02.24

愛知学泉大と総菜店が協力 学生考案ヘルシー弁当

■安城 あすから限定販売

 愛知学泉大家政学部の学生と、安城市内の総菜店2店が協力して、健康や地産地消に配慮した創作弁当「大地の愛実(めぐみ)」を開発した。25日から1カ月限定で販売する。

 同大と安城商工会議所の提携事業の一環。学生6人が2班に分かれ、同市御幸本町の玉木屋とは鉄分を強化した「多彩菜(たさいな)弁当」を、同所のおかずの松美屋とはカルシウム豊富な「満菜強Ca(か)弁当」をそれぞれ作った。どちらも1日に必要な野菜の80%以上、ミネラルの40%以上が取れる内容に仕上げた。

 学生がメニューを提案し、客の好みやコストなどを基に店主と内容を調整。多彩菜弁当には、イタリアンつくねや炊き込みご飯などを、満菜強Ca弁当には、サバのみそだれ、小松菜寒天などを入れ、炭水化物、タンパク質、脂質がバランス良く取れるという。

 学生リーダーの杉山達彦さん(20)=安城市桜井町=は「野菜を多く取ると生活習慣病予防になることをお客さんに知ってほしい。街の活性化にもつながれば」と話している。

 弁当は両店舗で、25日から3月25日までの毎週火、木、土曜に数量限定で販売。(問)安城商工会議所=電0566(76)5175(宇佐美尚)

(2010年2月24日 中日新聞朝刊西三河総合版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ