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学生活動  2018.10.14

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障害者活躍 アイデア次々 椙山大 学生らアプリなど考案

線入力センサーを体験する参加者=千種区の椙山女学園大で

視線入力センサーを体験する参加者=千種区の椙山女学園大で

 障害者の活躍をテーマに学生らがアイデアを出し合う「アイデアソンforチャレンジド」が13日、千種区星が丘元町の椙山女学園大星が丘キャンパスであった。

 情報通信技術(ICT)や公共データを活用して市民の課題を解決するアイデアのコンテスト「アーバンデータチャレンジ」の愛知ブロックの一環として、アーバンデータチャレンジ愛知拠点が主催。学生ら38人が7つのグループに分かれて障害がある人の課題を解決するアプリやサービスを考えた。優秀なアイデアは研究、開発の機会が与えられる。

 脊髄性筋萎縮症により寝たきり生活をしながら会社を経営する東海市の佐藤仙務(ひさむ)さん(27)らが協力し、参加者に助言した。会場では視線でパソコンを操作できる視線入力センサーなど障害者支援機器の体験会もあった。中川区から訪れた伊藤沙哉さん(25)は「手を使わないでパソコンを操作できるのは便利だと思った」と話した。 (飯塚大輝)

(2018年10月14日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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