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イベント  2018.09.02

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英語教諭が指導方法“予習” 名外大で講座 新要領スタートに向け

生徒役となって英語で会話する教諭ら=日進市の名古屋外国語大で

生徒役となって英語で会話する教諭ら=日進市の名古屋外国語大で

 新学習指導要領で英語教育のあり方が変わることを受け、新要領に対応した指導方法を学ぶワークショップが日進市の名古屋外国語大で開かれた。愛知、岐阜、三重県の小中高校の教諭ら60人が正しい発音や会話の指導方法などを学んだ。

 新要領には、小学校高学年で英語を正式教科とすることや、中学校では英語のみで授業を進めることなどが盛り込まれた。ワークショップは、不安を抱える現場の教諭を支援しようと、同大英語教育学科が創立30周年記念事業の一環で無料講座として企画した。

 「発音クリニック」「中学高校教員向け」「小学校教員向け」の3つのワークショップが設けられた。発音クリニックでは太田光春教授が日本語にない母音の発声などを解説。「year(年)」と「ear(耳)」といった発音のわずかな違いで異なる単語となる例を紹介し、参加者が発声を練習した。

 中学高校教員向けでは、今後は会話のやりとりが重視されることから、相づちなどの会話をスムーズにする表現などを紹介。参加者は生徒役となり、ペアになって英語で会話して身に付けていた。

 太田教授は「英語の発音や聞き分けなどが苦手な先生もいる。地域の大学として応援していきたい」と話した。 (角雄記)

(2018年9月2日 中日新聞朝刊県内版より)

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