HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2010.02.05
若者の知恵で活性化 JR美濃太田駅南口 「サミット」で意見
美濃加茂市のJR美濃太田駅南口の商店街活性化を考える「星の街わいわいサミット」が4日、同市太田本町の商工会館で開かれた。同商店街を使った活動をしている名城大学都市情報学部(可児市)と加茂農林高校(美濃加茂市)の生徒学生、地元商店主ら約30人が意見を出し合った。
市民でつくる「星の街再生会議」が主催し、今年で3回目。これまで、空き店舗を使った南口駅前通りのコミュニティースペース「星の街ひろば」で、野菜を販売している加茂農林高の生徒らと意見交換してきた。今回、同ひろばで毎週「まちなかゼミ」を開いている名城大の海道清信教授のゼミ生も加わった。
サミットでは商店街を歩いた感想として、高校生らが「シャッターが下りている店が多く、若い人がいない」「看板と中身が違う店があった」などと問題点を指摘。雑貨店やカフェがほしいとの希望も上がった。
海道ゼミの学生らは、市内のブラジル人の店を対象にしたアンケート結果を発表。「どの店も経営状況は良くなく、日本人客を取り入れたい。ブラジルの食や音楽、衣服に焦点を当てた店マップの作成やイベントができないか」などと提案していた。(安藤恭子)
(2010年2月5日 中日新聞朝刊中濃版より)
市民でつくる「星の街再生会議」が主催し、今年で3回目。これまで、空き店舗を使った南口駅前通りのコミュニティースペース「星の街ひろば」で、野菜を販売している加茂農林高の生徒らと意見交換してきた。今回、同ひろばで毎週「まちなかゼミ」を開いている名城大の海道清信教授のゼミ生も加わった。
サミットでは商店街を歩いた感想として、高校生らが「シャッターが下りている店が多く、若い人がいない」「看板と中身が違う店があった」などと問題点を指摘。雑貨店やカフェがほしいとの希望も上がった。
海道ゼミの学生らは、市内のブラジル人の店を対象にしたアンケート結果を発表。「どの店も経営状況は良くなく、日本人客を取り入れたい。ブラジルの食や音楽、衣服に焦点を当てた店マップの作成やイベントができないか」などと提案していた。(安藤恭子)
(2010年2月5日 中日新聞朝刊中濃版より)