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イベント 2018.07.22
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日本酒、美肌に効果 金沢工大教授が紹介 中能登
国のどぶろく特区に認定されている中能登町の社会福祉センターで21日、酒の効能について考える講演会があり、金沢工業大の尾関健二教授が、酒とコラーゲンの関係を紹介した。
尾関教授の研究によると、日本酒に含まれるうま味成分を配合したハンドクリームを腕に塗る実験では、皮膚の真皮層でコラーゲン密度が増加した。日本酒を飲んだ場合でも、同様の効果が得られたことから、「適量の日本酒を飲めば、肌にいい効果が出ることが分かった」と解説した。
甘酒に含まれる成分は、便通改善に効果があることも分かり、「どぶろくは日本酒と甘酒の成分をどちらも含んでいる」として、両成分を高めた商品の開発に期待を寄せた。
講演会は、「こだわり米」中能登どぶろく研究会が開き、住民約150人が参加した。
(松村真一郎)
尾関教授の研究によると、日本酒に含まれるうま味成分を配合したハンドクリームを腕に塗る実験では、皮膚の真皮層でコラーゲン密度が増加した。日本酒を飲んだ場合でも、同様の効果が得られたことから、「適量の日本酒を飲めば、肌にいい効果が出ることが分かった」と解説した。
甘酒に含まれる成分は、便通改善に効果があることも分かり、「どぶろくは日本酒と甘酒の成分をどちらも含んでいる」として、両成分を高めた商品の開発に期待を寄せた。
講演会は、「こだわり米」中能登どぶろく研究会が開き、住民約150人が参加した。
(松村真一郎)